こんにちはAmagasa.です!
気分が安らぐLofi chill pop…、DTMをやっていると一度は作ってみたいなぁなんて思いません?
まぁ、実際作ってみると、キーボードの音がなんだか綺麗すぎたり、ノイズ感がうまく出せなかったり、持っている音源だとなんだか雰囲気がでなかったりするんですよね
そこで、今回はKaranyi SoundsのLofi特化系キーボード音源 Lofi Keysを紹介していきたいと思います。
くぐもった音、ゆらいだピッチ、独特のノイズといった、Lofi chill popなどで良く聞かれるあの音を簡単に表現できるキーボード音源です。
音源自体もLofi感満載ですが、エフェクトもなかなか良い…!
みんながイメージしているあの音…作ることができますよ!紹介していきます!
どんな音源?
さて、最近は名前を良く見るようになりましたが、Karanyi Soundsという会社はどんな会社なんでしょうか?
Karanyi Soundsは、ロサンゼルスを拠点の映画やビデオゲームの楽曲向けの、Kontaktフォーマットの音源を制作している会社です。
最近では、今回紹介するLofi Keysに始まり、WavesynthやVAPOR KEYSなど80~90年代のシンセサウンドを表現する良質な音源を沢山リリースしている印象がありますね!
さて、今回紹介するLofi Keysですが、ざっくりいうと、エレクトリック ピアノ8種、アナログ シンセ1種をサンプリングした音源です。(ざっくりしすぎてごめんなさい)
サンプルを2種類レイヤーできるので複雑なサウンドも表現できます。
エフェクトがなかなか良くて、操作性も簡単なので、プリセットを読み込む→エフェクトをいじる→Lofi!!!みたいなことが超簡単にできるのが特徴です。
音源自体もヴィンテージサウンドをリリースしてきた経緯があるのでもちろん高品質です!
こんな商品もあって、無料で配布されているのでまずはこっちで試しましょう!
Lofi Liteは、ローファイサウンド鍵盤楽器音源「Lofi Keys」のライトバージョンで、4つの音源を丁寧にサンプリング加工し、ユニークで特徴的なサウンドを作り出します。
色々な機能紹介
プリセットはどんな感じ?
Keyが中心ですが、パット系も入ったプリセットです。
全部で40以上もあり、どれも即戦力です。
エフェクト
3つのエフェクトスロットでさらに音を作り込むことができます。
Vapor Dimension
基本コーラス?モジュレーション系のエフェクトです。
ノブが2つしかないので簡単ですね!
TYPEは掛かり具合とソフト~ヘビーに調節できます。
MODURATIONはそのままの意味で、ウヮンウヮンの強さです。
プリセットのWIDENERというのがあるんですが、これがなかなかいい感じにステレオ感が広がっていい感じですね!
名前の通り、Vapor Keys由来の機能ですが、DSP 機能を強化しこのLofikeysにも搭載されました。
Technocolor
エキサイターですね!
もはやワンノブしかない…(笑)
コンプの要素もあるようで、GLUEやTAPEのプリセットを選択するといい感じになじませてくれます。私は、RADIOのプリセットのざらっとした感じが好きです。
Polyspace
リバーブです!
MAGNITUDEとLONGITUDEというノブがあって、
それぞれその意味の通り
MAGNITUDE:空間の広さ
LONGITUDE:リリースの長さ
という感じです!これもノブが2つしかないので操作が簡単ですね!
プリセットのS M Lはそのまんま空間の大きさだと思われます。
ランダムボタンもあったりします!にこちゃんマークをポチっと押して、偶然性を狙うのもありじゃないですかね?
ちなみにこのエフェクト群は、Technocolor、Vapor Dimension、Poly Spaceというそのままの名前で単体販売もしています。(1個39ドルですが、しょっちゅうセールしてるので結構安価で手に入ります。)
さらに、ノイズをプラスする機能があって、これがめっちゃいいです。
テープ、VHS、レコードなど、そそるノイズを簡単に加えることができるのでとりあえずノイズ足しておきましょう!
音作り要素
LoFi Key は1GBを超えるサンプルを使用して発音します。
サンプルは二つまでレイヤーすることができて、それぞれボリューム、2バンドのトーン、チューニング、オクターブの変更が付いています!
シンプルなサウンドから複雑なサウンドまで表現することができますね!
拡張音源もあるよ!
すでに結構お腹いっぱいではあるんですが…、拡張音源もあってさらに楽しめます。
Karanyi Sounds「LOFI KEYS PRO」というバンドルがあって、こちらには拡張音源も含まれます!
他の似た商品と比べるとどうなの?
Lofi特化型音源ってなかなかない印象ですが、Native InstrumentsのPlay Series音源、LO-FI GLOWは結構いいですよね。
SpitfireのLABS Soft Pianoもなかなかくぐもっていい感じ。有料でよければ同社 Felt Pianoもいいですね。ただ、個人的にはノイズ感がちょっとLofiっぽくない感じがして、フィットしないです。
もちろん、今使ってるのエレクトリック・ピアノやシンセのプラグインにRC-20とか、Waves Oneknob Filterとかのエフェクトを組みこんでサウンドメイクするのもいいですね!
…ただ、1から作りこんでいくのは、結構大変です。
ピッチをいじったり、ビット数落として汚したり、フィルターかましてみたり…
ここまでで、なんとなく感じたかもしれないですが…、サンプルからエフェクトまでばっちりLofiだぜ!という音源ってなかなか無いんですよね。
なので、Lofi感を出したいなら、まずはこの音源が第一選択に上がるのかなと思います。
音出してみました
ここまで紹介してきたLofi Keysですが、実際に音源を鳴らすとどのような音がするのでしょうか?
いくつかプリセットをピックアップしてみたので聴いてみてください!
まずは定番「CLASSIC STUDIO EP」です。
他の音源と合わせるとこんな感じです!(UJAM COZY・USYNTHと合わせました)
なかなかいい感じじゃないですか?
PIANET ON VINYL
scoring keys
VAPOR KEYS
こんなPadもありますよ!
NEON PAD
SPACE LOBBY
シンセはこんな感じ!
DIRECTWAVE
NINTENDO LIFE(任天堂…?)
ベースも一応あるよ!
BASSFACE
まとめ
いかがだったでしょうか?
かなり細かいところまで解説してしまいましたが…Lofiサウンドを使った曲が作れそうな感じしませんか?
割と頻繁にセールをする会社なので、セールを狙えば割と手に入れやすい音源だと思います!
製品名からして、Lofi推しなのかなとも思いますが、音の傾向的にシンセウェーブとか単純にヴィンテージ、レトロっぽい雰囲気を出したいときにも使えるな!と個人的には思います。
一緒に西海岸チルアウトの世界にどっぷり浸りましょう!
ちなみに私は、西海岸には行ったことはありません(笑)よろしくお願いします!
では、また次の記事で!
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