こんにちは!Amagasa.です!
先日公開したDTMの歴史をひも解いてみた 前編に引き続き後編も書いていきます!
今回もよかったら最後までお付き合いください…!
前回はDTMの黎明期、CUBASEの歴史について書いたね!
つい熱くなって長くなってしまった…
今回は2000年後半、初音ミクの登場から紹介するよ!
3. 初音ミクとニコニコ動画
初音ミクの登場(2007年)
2007年8月、クリプトン・フューチャー・メディアから「初音ミク」が発売されました。これは、ヤマハのVOCALOID技術を使用した音声合成ソフトウェアで、ユーザーが歌詞とメロディを入力することで、バーチャルシンガーに歌わせることができるものでした。初音ミクは瞬く間に人気を博し、DTM文化に革命をもたらしました。
別に初音ミクが初代ボーカロイドってわけでもないんだよね?
日本語のボーカロイドの初代はMEIKOよ!
ニコニコ動画との連携(2007-2010)
同時期に、日本の動画共有サイト「ニコニコ動画」が急速に成長しました。ユーザーが初音ミクを使って制作した楽曲をニコニコ動画に投稿することで、瞬く間に多くの視聴者を獲得しました。2007年から2010年にかけて、多くのボカロP(VOCALOIDプロデューサー)が登場し、DTMを用いた創作活動が大きなムーブメントとなりました。
ボーカロイドのV2、初音ミクの発売したのもこのころね!
初音ミクの初めての曲ってなんだろ…?みっくみくにされるやつ?
01 balladeって曲が最古みたいね!2007年8月に投稿されたみたいよ
初めて聞いた曲だ…でもいい曲
年ごとの発展(2010-2020)
2010年代に入ると、初音ミクとニコニコ動画の影響はさらに広がりました。2011年には、初音ミクのコンサート「初音ミクライブパーティー」が開催されるなど、バーチャルシンガーが実際のステージで歌うという新しい形態が生まれました。2013年には、初音ミクの英語版がリリースされ、国際的な人気も獲得しました。
初音ミクがライブする!ってニュースで流れてびっくりしたっけな…
凄い技術よね。映像見てびっくりしたわ
あ、これは完全に未来にきてしまったと思ったね
その後も、初音ミクを中心としたクリエイティブコミュニティは拡大し、ニコニコ動画だけでなくYouTubeなどの他のプラットフォームにも広がりました。これにより、DTMを用いた音楽制作はますます一般的になり、多様なジャンルやスタイルが生まれました。
当時はボーカロイドの人気は一過性かな?なんて思ってましたが、すっかり一つの文化になりましたね!メルト、初音ミクの消失、ワールドイズマイン、ミラクルペイント…数えきれない名曲が生まれました。
4. STUDIO ONEの台頭
特徴と人気の理由
Presonusが開発した「Studio One」は、2009年に初めてリリースされました。Studio Oneは、その直感的な操作性と強力な機能で多くの支持を集めています。特に、ドラッグアンドドロップによる操作や、一貫したインターフェイスデザインが評価されています。
我らがS1!いつもありがとう!
もともとCUBASEの開発をしてた方が開発したみたいね!
楽譜作成ソフトのNotionを買収したのもびっくりしたよね!
具体的な特徴
- ドラッグアンドドロップ操作: プラグインやエフェクトを簡単にトラックに追加できるため、作業効率が非常に高い。
- 一貫したインターフェイス: 他のDAWと比べてシンプルでわかりやすいインターフェイスを持ち、初心者からプロまで幅広いユーザーに適しています。
- 高品質な内蔵エフェクトとプラグイン: Studio Oneは、プロフェッショナルな音質を実現するための高品質なエフェクトとプラグインを多数搭載しています。
後発の商品らしく、使いやすく、いいとこどりをしたようなDAW、それがStudio One…。
ユーザーにとっては、既存のDAWに乗り換えを検討したときに、選択肢として最適でした!
私もSONARからStudio Oneに乗り換えて、とても満足しています!
これからの進化にも期待していきたいですよね!
5. SONARの終わり
同年代のDTMerがいたら語り合いたいSONARの懐かしい話
バンドルがものすごい豪華だったわね。AddictiveDrumが付属したり…
今となっては珍しくないかもしれないけど、Melodyne が付属したり魅力的なDAWだった
Cakewalk社とGibson社の関係
Cakewalk社は1987年に設立され、長年にわたり人気のDAW「SONAR」を開発してきました。しかし、2013年にギブソン社に買収され、その後の運営方針が不透明となりました。2017年、ギブソン社は経営の見直しの一環として、Cakewalkの事業を終了することを発表しました。
Cakewalkは元々Roland社とSONARを開発してきた経緯があって、なんとなくYAMAHAのCUBASEと競合っぽい雰囲気がありましたね!
当時の2chのDTM版では日々激しいバトルが繰り広げられていて面白かったです。
CUBASEとの競合
SONARは、Cubaseや他のDAWと競合していましたが、特にMIDI編集機能やユーザーインターフェイスの面で高評価を受けていました。しかし、ギブソン社の経営不振と市場の競争激化により、最終的には事業を継続することが困難となりました。
この頃から私はギターはフェンダー派になったよ
SONAR愛用者のギブソンへの落胆ぶりは凄かったと思う
6. DTMのこれから
AIの進化とDTM
近年、AI技術の進化により、DTMの世界にも革新がもたらされています。AIは、作曲、編曲、ミキシング、マスタリングといった音楽制作の各段階で利用されるようになり、これによりプロセスの効率化と新しい創作の可能性が広がっています。
AIを活用した作曲支援ツール
例えば、SunoAIは、AIを利用して自動作曲を行うツールとして注目されています。これらのツールは、ユーザーが入力したプロンプトに基づいて、さまざまなスタイルの楽曲を生成することができます。これにより、作曲のインスピレーションを得たり、アイデアを具現化する過程がよりスムーズになります。
私もSunoAI愛用者!
まだ音質的に…というところではあるけど、ほぼ実用できると思う!
AIによるミキシングとマスタリング
AI技術はミキシングとマスタリングの分野にも応用されています。例えば、iZotopeのOzoneやNeutronは、AIアルゴリズムを用いて、トラックのバランスを自動的に調整したり、最適なエフェクト設定を提案する機能を持っています。これにより、プロフェッショナルなサウンドを手軽に実現することが可能です。
iZotopeのOzoneも凄いよね!もはや使ってない人いるのだろうか…
詰めていくと、Ozoneでも物足りないものよ。
それでもアマチュアDTMerには助かるけどなぁ
DTMの未来像
今後、AI技術のさらなる発展により、DTMのプロセスはますます自動化されるでしょう。これにより、クリエイターは技術的な側面にとらわれることなく、より創造的な部分に集中できるようになります。また、AIによるリアルタイムの音楽生成やインタラクティブな音楽制作環境の実現も期待されています。
これからは、打ち込みのテクニックや、ミックスの技術で勝負するのではなく、自分自身が持っている世界観をいかに表現できるか、受け入れられるかが重要なのかもしれませんね!
7. まとめ
DTMの歴史は、技術の進化とともに音楽制作の在り方を大きく変えてきました。黎明期から始まり、Cubaseや初音ミク、ニコニコ動画といった革新が次々と登場し、今日の多様で豊かなDTM文化が出来上がりましたね。最近は特にAI技術により楽曲制作が進化を続けているので、今後が楽しみでしょうがないです!
これから音楽業界はどうなってしまうのでしょうか!
私も細々と音楽活動をつづけながら動向を追っていきたいですね!あわよくば、ちょっとは人気者になってみたい(笑)
長文でしたが最後までありがとうございました!
また次の記事でお会いしましょう!
Amagasa.
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