こんにちは!
Amagasa.です!
今日はNativeInstruments社のギター音源SESSION GUITARIST シリーズからELECTRIC SUNBURSTを紹介していきたいと思います。
ちょっと前まで…DTMのソフト音源でギターを再現するのは無理!とか、一部の神業を持ったDTMerしかうまく表現できません!
という印象でしたが、最近は今回紹介するようなSESSION GUITARISTシリーズなどが発売されて、だいぶ表現しやすくなった気がします。
Komplete14(STANDARD以上)にも含まれているこの音源…、もしまだ使用していない方がいたらこの記事をきっかけにぜひ使ってください!
実際プリセットを鳴らした音源も用意したのでぜひ最後まで見てくださいね!
どんな音源?
プリセットとパターンを選び、コード進行を打ち込むだけで簡単にギターのバッキングやリフを曲に採り入れることができる音源です。
ELECTRIC SUNBURSTはレスポールをイメージした作られた音源を見られ、レスポールならではのザクザクした質感のバッキングを表現したり、太く甘い音のアルペジオを表現するのが得意な印象です。
また、SESSION GUITARIST – ELECTRIC SUNBURST DELUXEというアップデート版が発売され、自分でリフを打ち込むこともできるようになりました。
(このシステムは、その後のSESSION GUITARISTシリーズにも採用されています)
現代の音楽制作に理想的なELECTRIC SUNBURSTは、往年のエレクトリックギターを正確にキャプチャーしています。ストラミングパターン、アルペジオ、本格的なリフの幅広いライブラリとリアルタイムのパフォーマンスコントロールを組み合わせ、革新的なプレイバックエンジンでほぼ無限のコードバリエーションを実現し、簡単にリアルな演奏が可能です。
ELECTRIC SUNBURSTは、STRUMMED ACOUSTIC 1&2と同じ本格的なストラミングエンジンを搭載。さらにリフやピックのパターンが追加されています。まずは強力な検索機能で必要なパターンを探してみましょう。あとはコードを演奏するだけで、本格的なサウンドが得られます。
ELECTRIC SUNBURSTには高品質なエフェクト、アンプ、キャビネットエミュレーションが装備されています。5種類のアンプモデルと10種類のキャビネットで個性的なトーンを作り、また3種類のディストーションと4種類のモジュレーションエフェクトで定番のペダルエフェクトのサウンドを作りましょう。高品質なコンソールEQ、2種類のコンプレッサー、テープエミュレーション、リバーブ、ディレイ、テープディレイを利用すれば、インストゥルメント内だけで完璧なサウンドを作り出せます。
リアルなリフ、アルペジオ、ストラムのインターバル、コードなど幅広く網羅した154のパターンが、モダンなポップからエレクトロまで、全てに対応する31のソングプリセットにグループ分けされています。エレクトリックギターの専門的な知識や経験がなくても、オートコードモードと便利なボイシングプリセットによって、エレクトリックギターパートの本格的な演奏やプログラミングができます。
数千のループ、シングルノート、ノイズが様々なフレットポジションでサンプリングされました。サンプルには、フィンガーとピックで演奏したオープン、ミュート、ハーモニクスのアーティキュレーションが含まれます。そのおかげで、これまでにない柔軟性、リアリズム、そして音の多様性を備えた音源に仕上がりました。またチューニング、タイミング、ヒューマナイゼーション設定により、様々な音楽スタイルの本格的なパフォーマンスを実現できます。
引用:Native Instrumets公式HPより
使いすぎるとこんな弊害も…
・パターンに飽きる、被る
音もよく、様々なジャンルに使えるので、とても便利な音源ですが、それゆえの弱点もあります。私は、一時期多様しすぎために同じパターンを使用した曲ばかりになってしまったことがあります。
昔、SESSION GUITARISTシリーズのエレキギターは、ELECTRIC SUNBURSTしかなかったので、そんなこともありましたが、現在は、シリーズが増えてテレキャスターをイメージしたと思われるElectric Vintageやストラトキャスターをイメージしたと思われるELECTRIC MINTなどという音源もでているので、バリエーションはかなり増えたと思います。
この辺りのプリセットは好きなんですが、使いすぎてもう使えません(笑)
・細かい調整が難しい
ギター音源といっても、従来までの音源とは少し操作性は異なるのかなとは思います。
初めて使用したときに私が混乱したのが、バッキングが止まらないことでした。
(結局キースイッチで止めるという仕様だっただけでしたが…)
ノートがない=音が止まると思っていたのでなかなかびっくりしました。
そんな感じで、基本的な操作方法については、一度確認して使う音源かと思います。
音、出してみました
参考までにいくつかプリセットから音のサンプルを載せておきますね(すべて共通のMIDIデータを使用しています。)
Acade
Blue
Latin Love
Morning Sun
PrimeTime
Reggae
Rock Ballad
Scratches
Straightforward
Triple Energy
まとめ
割と激しいロックや、メタルに近い曲を作る方におすすめではないでしょうか!
重心低めの音もでるので、シネマティックな曲にも私はよく使っています。
激しいギターを弾くのが苦手な方、弾けるけど時短を目指したい方にぜひおすすめの音源です!
以上、Native Instruments社SESSION GUITARIST シリーズからELECTRIC SUNBURSTのレビューでした。
最後までお読みいただきありがとうございます!
ではまた別の記事で!
アマガサ
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